手や指がしびれる原因は?両手のしびれは頚椎症を疑うべし!頚椎疾患・頚椎椎間板ヘルニアを脊椎専門医が解説
「最近、首が痛い」
「手や指がしびれる」
「これって脳梗塞なの?」
外来では、このような相談をよく受けます。
手のしびれというと脳梗塞を心配される方が多いですが、実際には頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアなど、首の神経が原因になっていることも少なくありません。
特に、
✔︎首から肩、腕にかけて痛む
✔︎首を動かすと腕に痛みが走る
✔︎両手に力が入りにくい
✔︎両手がしびれる
といった症状がある場合は、脳の病気よりも、まずは頚椎の病気を考える必要があります。
脳の疾患が両手の症状を起こすことはかなり稀であることを知っておきましょう。
両手がしびれる場合は、頚椎疾患に注意
脳梗塞では、一般的に右手と右足、左手と左足というように、
体の片側にしびれや麻痺が出ることがほとんどです。
一方で、両手がしびれる、両手が使いにくいという場合は、首の中を通る脊髄が圧迫されている可能性があります。特に注意したいのが頚髄症です。
最初は、
✔︎手や指のしびれ
✔︎箸が使いにくい
✔︎ボタンが留めにくい
✔︎物をよく落とす
といった手の症状から始まり、進行すると
✔︎足がもつれる
✔︎ふらつく
✔︎階段が昇りにくい
✔︎歩きにくい
といったように足の症状や歩行障害が出てくることがあります。
「手がしびれるだけだから」と放置せず、症状が進んでいる場合は早めの評価が大切です。
頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアとは?
年齢とともに椎間板が傷んだり、骨が変形したりすると、神経が圧迫されることがあります。これが頚椎症です。
また、椎間板が後ろに飛び出して神経を圧迫するものを頚椎椎間板ヘルニアといいます。
神経が圧迫されると、
✔︎首や肩の痛み
✔︎腕の痛み
✔︎手や指のしびれ
✔︎手の力が入りにくい
といった症状が出ます。
手のしびれは何科を受診すればいい?
手のしびれの原因は、脳、頚椎、手首や肘の末梢神経までさまざまです。
急に片側の手足がしびれた、顔もしびれる、言葉が出にくい場合は脳の病気を考えないといけません。
一方で、
✔︎首が痛い
✔︎肩から腕に痛みが走る
✔︎両手がしびれる
✔︎手先が使いにくい
✔︎歩きにくさもある
という場合は、脳よりも頚椎疾患を考える必要があります。
頚椎の神経や脊髄を見るにはMRIがとても有用です。レントゲンでは骨の変形は確認できますが、神経や脊髄、椎間板を詳しく見るにはMRI検査でないと正確な診断はできません。
さらに、どこがしびれるのか、筋力は落ちていないか、反射や歩き方に異常がないかなど、診察と画像を合わせて判断することが大切です。
首の痛みや手のしびれが続く方へ
首の痛みや手のしびれの多くは、すぐに手術が必要になるわけではありません。
薬や生活調整、リハビリなどで改善することも多くあります。
ただし、
✔︎両手がしびれる
✔︎手が不器用になってきた
✔︎物をよく落とす
✔︎歩きにくくなった
といった症状がある場合は、一度頚椎をしっかり評価することをオススメします。
ミライエ脳神経クリニックでは、脳神経外科と脊椎脊髄外科の両方の専門医が、手のしびれや首の痛みを診療し、MRIによる精査も行い、診断から治療まで一貫して対応します。
稲沢市・国府宮周辺で、首の痛み、手や指のしびれ、両手のしびれが続いている方は、症状を放置せず、ますは当院の専門医にご相談ください。