頭痛には「命に関わる怖い頭痛」と「命には関わらないが生活に支障をきたす頭痛」があります。ミライエ脳神経クリニックでは、初めて頭痛が起きた方やこれまで一度も頭の検査を受けたことがない方を中心に、MRI検査を活用した正確な診断と継続的な治療を行っています。
当院の頭痛・片頭痛における特徴
脳神経外科専門医が「怖い頭痛」を見逃しません
頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛など命に関わらないものですが、一部には脳出血・くも膜下出血・脳腫瘍など緊急対応が必要な疾患が潜んでいることがあります。これらは最終的には画像検査をしなければ確認できません。当院では脳神経外科専門医が問診・診察を行い、必要と判断した場合は当日のMRI検査で迅速に評価します。「慢性の頭痛だから大丈夫」という思い込みによる見落としを防ぐために、丁寧な診察を行っています。
脊椎専門医として緊張型頭痛の根本原因にもアプローチできます
緊張型頭痛は、頚椎(首の骨)の変形や周囲の筋肉の緊張との関連が指摘されています。当院では脳神経外科専門医であると同時に脊椎専門医でもある院長が、必要に応じて頚椎のレントゲン・MRI検査を行い、頭痛の根本原因を探ります。脳の問題だけでなく、首の状態も含めた総合的な評価が可能な点が当院の強みです。
他院で改善しなかった頭痛も受け入れています
「これまでいくつか受診したが、よくならない」という方も歓迎します。これまでの治療経過を丁寧に確認したうえで、原因の見直し・治療方針の再検討を行います。セカンドオピニオンとしてのご受診も可能です。
危険な頭痛と危険でない頭痛の見分け方
以下に該当する頭痛は、脳の重篤な疾患が隠れている可能性があり、速やかに受診が必要です。
突然起きた非常に強い頭痛(くも膜下出血の可能性)、40歳以上で初めて起きた頭痛、手足のしびれや麻痺など神経症状を伴う頭痛、最近増悪傾向にある頭痛、嘔吐・意識障害を伴う頭痛などは、特に注意が必要です。
一方、長年同じタイプの頭痛を繰り返しており、過去にMRI検査で異常がなかった場合は、再度の精密検査が必ずしも必要とは限りません。ただし、いつもと違う頭痛が出現した場合は改めてご相談ください。
代表的な頭痛の種類
片頭痛(偏頭痛)
ズキンズキンと脈打つような拍動性の痛みが特徴で、光や音に敏感になったり、吐き気を伴ったりすることがあります。前兆として「閃輝暗点」(ギザギザした光が見える現象)が現れることもあります。女性に多く、月経周期や気候の変化、睡眠不足、ストレスなどが誘因となります。
痛みが強く日常生活に支障をきたすことも多く、適切な薬による継続的なコントロールが大切です。当院では片頭痛専用の飲み薬や注射薬(CGRP関連薬など)にも対応しています。
緊張型頭痛
頭全体を締め付けられるような鈍い痛みが続く頭痛です。長時間のデスクワークや姿勢の乱れ、精神的ストレス、肩こりなどが原因となることが多く、首や肩の筋肉の緊張が関与しています。
当院では鎮痛薬に加え、筋弛緩剤の使用、頚椎画像検査による原因評価、姿勢指導などを組み合わせた治療を行います。
群発頭痛
目の奥をえぐるような激しい痛みが一定の時期に集中して繰り返す頭痛です。男性に多く、涙目・鼻水を伴うことがあります。治療には片頭痛とは異なる薬や酸素吸入が有効なケースがあります。
頭痛の治療方法
頭痛の種類によって治療方針が異なります。
片頭痛に対しては、鎮痛薬による頓挫療法が基本です。ストレスの軽減や生活習慣の見直しも重要です。症状が強い方や月4回以上の発作がある方には、片頭痛専用の飲み薬や注射薬(予防療法)を使用することがあります。
緊張型頭痛に対しては、鎮痛薬に加えて筋弛緩剤を使用します。頚椎の画像検査(レントゲン・MRI)を行い、病態を把握したうえで薬物療法と姿勢指導を組み合わせた改善策を提案します。
いずれの頭痛も、適切に診断・治療することで生活の質を大きく改善できます。「頭痛くらいで受診するほどでもない」と思わずに、気になる方はお気軽にご相談ください。
頭痛の予防と生活習慣
片頭痛や緊張型頭痛の予防には、規則正しい睡眠・食事、適度な運動、ストレス管理が重要です。誘因を把握するために「頭痛日記」をつけることも有効です。
また、鎮痛薬を月に10日以上使用すると、薬剤の使いすぎによる頭痛(薬剤乱用頭痛)が起きることがあります。頭痛が続く場合は、自己判断で市販薬を飲み続けるよりも、専門医に相談することをおすすめします。
よくある質問
- 毎日のように頭が痛いのですが、
受診すべきですか? - ぜひ受診してください。頻繁に繰り返す頭痛は、放置すると生活の質を大きく低下させます。まだMRI検査を受けたことがない方には、一度精密検査を受けることをおすすめします。
- 片頭痛の薬は
依存性がありますか? - 片頭痛専用の薬(トリプタン系など)は依存性の心配はほとんどありません。ただし、市販の鎮痛薬を月10日以上使用すると薬剤乱用頭痛を引き起こす可能性があります。適切な薬を適切な用量で使うことが重要です。
- 子どもが頭痛を訴えています。
受診できますか? - 対応できる場合がありますが、小児科や専門病院の受診が適切なケースもあります。まずはご相談ください。
- MRI検査を受けたほうがよいのは
どんな場合ですか? - 初めて頭痛が起きた方、これまで一度も頭の検査を受けたことがない方は、一度MRI検査を受けることを強くおすすめします。また、これまでの頭痛と違うタイプの頭痛が出現した場合、神経症状(しびれ・麻痺・言語障害など)を伴う頭痛がある場合も検査が必要です。
- 妊娠中でも
薬を使えますか? - 妊娠中・授乳中の方には使用できる薬が限られます。状態を確認したうえで、安全に使用できる範囲内での対応を行います。必ず受診時に妊娠中・授乳中であることをお伝えください。